やることないので、穴を掘ってみた!

あな

2016/08/22
あな

保育園で、息子が自分で選んで借りてきた絵本。

表紙を見て、なんとなく気になったらしい。

どんな話?と聞くと、まだ中は見てないよ。とのこと。

う〜ん、相変わらずの博打好き。

おすすめ年齢

3〜5歳
※ 個人の主観です

おすすめ度

★★★☆☆ 3
※ 最大5まで、個人の主観です。

全体のあらすじ

日曜日の朝、何もすることがなかったので、ひろしは穴を掘り始めた。

お母さんが来た。「何やってるの?」

ひろしは答えた。「穴掘ってるのさ」

そうして穴を掘り続けた。

あな1

(色んな人が声をかけに来る中、ひたすら掘り続け、どんどん深くなる)

  • 妹のゆきこ → 「あたしにも掘らせて」「だめ」
  • 隣のしゅうじくん → 「何にするんだい、この穴」「さあね」
  • お父さん → 「焦るなよ、焦っちゃダメだ」「まあね」

手のひらの豆が痛い。

汗が耳の後ろを流れ落ちる。

「もっと掘るんだ。もっと深く」

あな2

その時、大きないもむしが、穴の底から這い出してきた。

「こんにちは」と、ひろしは言った。

いもむしは、黙ってまた土の中へ帰っていった。

ふっと肩から力が抜けた。

ひろしは、掘るのをやめて、座り込んだ。

穴の中は静かだった。土は良い匂いがした。

ひろしは、穴の壁のシャベルの跡に触ってみた。

「これは、僕の穴だ」

(また、色んな人が声をかけに来る)

  • お母さん → 「何やってるの?」「穴の中に座っているのさ」
  • 妹のゆきこ → 「お池にしようよ」「だめ」
  • 隣のしゅうじくん → 「落とし穴にするのかい」「さあね」
  • お父さん → 「なかなか良い穴が出来たな」「まあね」

ひろしは上を見上げた。

穴の中から見る空は、いつもより、もっと青く、もっと高く思えた。

その空を、一匹のちょうちょうが、ひらひらと横切っていった。

あな3

(日が落ち、段々と夕焼け空に)

ひろしは穴からあがった。

そして穴を覗き込んだ。穴は深くて暗かった。

「これは僕の穴だ」もう一度ひろしは思った。

そうしてゆっくり穴を埋め始めた。

あな4

(夜になり、ひろしはいなくなり、穴は完全に埋まっている)

あな5

感想

最初は、「え?これで終わり?」と、何も起こらずに終わってしまうお話に、ちょっと拍子抜けしました。

でも後から、自分が小さかった時の頃を思い出すと、そういえば、自分で思ったことをやって、満足するって結構あったなぁと。

水貯まりだらけの公園の地面に、スコップで川を作って、溝まで流れるようにしたりとか。

あ、この例は、結局地面より溝の枠が高くて、水が流れなくて、失敗だったんですけど(笑)

でも、それで、「あ〜!そうなんだ〜」と、勉強になったことは覚えてます。何でも興味を持ってやってみるって大事なことです。

この本でも、穴の中は静かで、土の良い匂いがして、空が青く高く見えたり、穴が深くて暗かったりと、色んな発見をしています。

息子も、何事にも好奇心を持って、チャレンジしてほしいなと、改めて感じる機会になりました。

子どもの反応

3歳2ヶ月の息子。内容としては、穴を掘って満足するだけの話なので、「へぇ〜」という感じ。

穴が少しずつ深くなっていく点、いもむしも穴を掘り進んでいる点は、面白かったようです。

何回も繰り返し読む感じではないですが、2日1回くらいのペースで読んでます。

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プロフィール

  • パパ
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    記事を書いている人。最近ママに怒られた娘が助けを求めに来るのが嬉しくて仕方ない。
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    長男5歳。好きな番組は、ピタゴラスイッチに始まり、すイエんサー、ネプリーグへ。将来は野球の審判になりたい。
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