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村を守る大根どの!

だいこんどのむかし

2016/04/19
だいこんどのむかし

図書館で息子が自分で見つけて持ってきた本。

中身も見てないのに、家で読む!と言って聞かないので、とりあえず借りてきました(笑)

どうやら山形の民話だそうです。

おすすめ年齢

2〜5歳
※ 個人の主観です

おすすめ度

★★★☆☆ 3
※ 最大5まで、個人の主観です。

全体のあらすじ

昔、ある村で、かぶやらなんやら、うんと蒔きました。

ところが、一つも芽が出てこない。

「はぁ、こまったなぁ」

毎日、心配していると、たった1つだけ、大根が目を出します。

だいこんどのむかし1

みんな大喜びで、水をやって肥やしをやって世話をしました。

すると大根は、ぐんぐん育って、とても大きくなりました。

「さて、煮て食うか、焼いて食うか、たくあん漬けにしてみるか」

いよいよ大根抜き。

みんなで引っ張るが全く抜けない。

だいこんどのむかし2

そのとき、

ゴロゴロ、ドドッ

雷が鳴った。雪が降る前の雪下ろし様だ。

すると大根が、めくめく、めくめく、と泣きだします。

「今のは、大根おろしさまではないか?」

「いやいや、雪下ろし様だ。もうすぐ雪が降る、冬が来るよというお知らせだ」

「ああ、えがった。おら、おろされっかと思った」

これを聞いた村人たちは、大根どのを食べずに大事にしておくことにします。

だいこんどのむかし3

それから、村は不思議と穏やかになりました。

秋の嵐でも、村には大風が吹いてこない。

冬の吹雪でも、大雪が入ってこない。

夏には涼しい陰ができて、子どもたちが遊びます。

だいこんどのむかし4

しかし、大根どのは、大飯食らい。

毎日うんと肥やしをやらないと、すぐに萎れてしまいます。

村人たちは、大根どのがだんだん無駄飯食らいに思えてきて、とうとう村から追い出してしまいました。

「役立たずは食わしておかれんから、出て行ってくれ」

だいこんどのむかし5

その秋、村には屋根も吹っ飛ぶような嵐が来ました。

冬には大雪が降り、村じゅうが冷えきってしまいました。

「大根どの、どこへ、いったかなぁ」

「返ってきてくれぇ、戻ってきてくれぇ」

けれど、大根どのは、もうどこにもいませんでした。

だいこんどのむかし6

感想

息子が中身も見ずに持ってきた本だったので不安でしたが、普通に面白かったです!

いなくなってありがたみに気づく。できれば避けたいですよね。日々感謝!

それにしても、村人から追い出された時、大根どのは何も言わずに出ていきます。

その背中が可哀想でもあり、何も泣き言を言わないところが格好良くも感じました。

1点問題なのが、昔の言葉なのか方言なのか、聞き慣れない言葉が沢山出てくるので、わかりやすい言葉に置き換えながら読まないといけません。

子どもの反応

2歳10ヶ月の息子。自分で選んだだけあって、そこそこ気に入ったようです。

大根どのが泣いてしまうところが不思議で面白かったらしく、繰り返し読んで欲しいと言われました。

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プロフィール

  • パパ
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    記事を書いている人。最近ママに怒られた娘が助けを求めに来るのが嬉しくて仕方ない。
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