シカクさん

2019/01/10
シカクさん

サンカクさんの続編でしょうか。

表紙のなんとも魅力的な謎生物(笑)

読まずにはいられません!

おすすめ年齢

5〜7歳
※ 個人の主観です

おすすめ度

★★★★☆ 4
※ 最大5まで、個人の主観です。

全体のあらすじ

(シカクさんは、洞穴からしかくい岩を運んで、山のてっぺんまで運ぶのが日課。ある日、しかくい岩を運んでる途中、マンマルさんに出会うところから物語が展開します)

シカクさん1

「シカクさん!あんた天才やわ!いややわあ、知らんかった。彫刻家やったん。

もーしびれるわー、この彫刻。シカクさんにそっくり」

(マンマルさんは、ただ運んできた岩を、シカクさんが彫ったものだと勘違い)

「まあ、それほどでもないけどな」

(つい話を合わせてしまうシカクさん)

「わたしにそっくりなんも作って欲しいわあ〜。

 明日見に来るし頼むわ。天才さん!」

(マンマルさんはそう言うとあっという間に去ってしまい、本当のことを伝える間もなく、マンマルさんの彫刻を作ることに…)

(必死に頑張るシカクさんですが…)

「あっ失敗した!こんなんまんまるとちゃう!」

「あっまたや!こらあかん、やりなおしや」

「こんなんまんまるどころか、ぐちゃぐちゃや」

シカクさん2

(さらに大雨まで降ってきた中、寝ずに頑張ろうと意気込みますが、次のページではもう寝てしまっています笑)

(朝になり、落ち込むシカクさん)

「僕は岩なんか削れへんねん。ぼくは天才違うねん」

(そこへ陽気にマンマルさんがやってきます)

シカクさん3

「いや〜。きれいやし。おしゃれやし。まんまるやわ〜」

(なんと彫った残骸が堤防のようになって、まんまるの水たまりが!マンマルさんは鏡のように反射する水たまりを眺めながら、うっとりしています)

「シカクさん、あんたやっぱり天才やわ!」

「うーん……そやろか?」

感想

ちょっとシュールなじゃれ合いが主だったサンカクさんと比べて、勘違いがメインの少しひねられたお話。

小さい子には若干わかりにくい気もして、対象年齢は少しあがるでしょうか。ただその分、こちらの方が面白いです!

最後まで本当の事も言えず、褒められてもいまいち喜べないシカクさんと、それに気づかないポジティブで陽気なマンマルさん。なんとも人間臭くて良いですね♪

子どもの反応

5歳6ヶ月の息子と一緒に読みました。

息子はお絵かきや工作が好きなんですが、人一倍几帳面で目標が高く、なかなか納得行くものができずに良く落ち込んでいます。(普通に上手にできているんですけどね^^;)

そんな息子なので、シカクさんがうまく丸く削れなくて落ち込んだり、納得いかない作品を褒めてもらってる微妙な心境を見て、あーわかるわかる、という感じで笑っていました。

これを機に、目標達成以外の楽しみだったり、失敗したことでの発見なんかにも気づいてほしいなぁと思います。

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プロフィール

  • パパ
    パパ
    記事を書いている人。最近ママに怒られた娘が助けを求めに来るのが嬉しくて仕方ない。
  • 息子
    息子
    長男5歳。好きな番組は、ピタゴラスイッチに始まり、すイエんサー、ネプリーグへ。将来は野球の審判になりたい。
  • 娘
    もうすぐ2歳。兄とは違い活発。オシャレ好きでママの化粧ポーチから口紅を取り出し、たらこ唇になっていることがある。

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