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お疲れ様でした僕の足♪
あしってエラい!
今回はママチョイス。
足にピックアップした本って結構珍しいような。
おすすめ年齢
4〜7歳
※ 個人の主観です
おすすめ度
★★★★☆ 4
※ 最大5まで、個人の主観です。
全体のあらすじ
僕5歳。この間、運動会のかけっこで一番になった。
この足のおかげ。
去年、弟が生まれた。
(「僕」の視点で弟の足の成長の様子が描かれている)
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- 寝ながら手足を動かす。泳いでるつもり?
- 抱っこされながらジャンプ
- 座れるようになって、ハイハイ
- つかまり立ち
- 誕生日に一人で立つ
やがて歩き出す。
1歩、2歩、3歩
とこ とこ とこ
弟は、自分の足で歩き始めた。
えー、突然ですが…
動物たちも足で歩きます。
(とつぜん足の顔の博士がやってきて、足についての説明が始まる)
- 色んな動物の足や足跡の比較
- 赤ちゃんからお婆ちゃんまで、年代毎の人の足の裏の比較
- 成長につれて土踏まずができる
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(僕は、説明を聞いて思い出します)
- 猿が足で木の枝を掴んで木登りしていた
- 落ちた箸を足でうまく拾えて喜んでいたら、注意された
足はエラい。
蹴る、跳ぶ、泳ぐ、登る、こぐ、叩く、そして踊る。
足には、色んな役割があるんだね。
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(一日の終わりは、足にお礼のマッサージ。と家の屋根の上で歌う博士たち。家の中では家族みんなが足をマッサージしている)
(「僕」は自分の足を見ながら…)
お疲れ様でした、僕の足。
感想
表紙の足の博士達がちょっと気持ち悪くて(笑) 若干敬遠していたのですが、とっても勉強になる本でした!
私は若い頃は運動部だったので、体は鍛えて育てるという発想しかありませんでしたが、そうやって運動を楽しめたのも、元気な体のおかげだったんだな、と今更感じました。
あとがきによると、足の骨は10歳頃にほぼ完成するそうで、それまでの歩いたり走ったりが成長に大切なことだそうです。
この本で、足に興味を持って、たくさん使って、たくさん労ってあげられるようになるといいですね。
子どもの反応
5歳5ヶ月の息子と一緒に読みました。
ちょうど先日に運動会のかけっこがあったり、近い妹もいて成長を見ていたり、と本の中の「僕」と境遇が似ていたので、つかみはバッチリ。
土踏まずってどこだ?と探したり、足の指でじゃんけんしているシーンで、"チョキ"は無理だ!と笑ったり、楽しんでいる様子でした。
「労るってどういうこと?」と聞かれたので、「頑張ったね、ありがとうって言ってあげることだよ」と答えると、「(足はエライから)そうだね〜!」と納得した様子でした。