• Home
  • からすのやおやさん

売れるかどうかは工夫次第!?

からすのやおやさん

2018/10/30
からすのやおやさん

図書館にて、息子が「やおやさんもあった!」と持ってきました。

からすのパンやさんはとても良かったですが、やおやさんはどうかな。というか、もしかしてシリーズもの!?

おすすめ年齢

4〜9歳
※ 個人の主観です

おすすめ度

★★★★☆ 4
※ 最大5まで、個人の主観です。

全体のあらすじ

からすのパンやさんの子ども達が大きくなっていて…)

リンゴさんとレモンさんという娘と、チョコくんとオモチくんという若者になっていました。

そして、チョコくんは、パン屋さんの隣で、おかしやさんの店長をしていました。

さて、上の娘のリンゴさんには、イソちゃんというお友達がいました。

(ある日、リンゴさんは仲良しのイソちゃんと散歩をしていると、イソちゃんのいとこのシンちゃんが、野菜の入った荷車を必死に引いているのを目にします)

(事情を聞くと、にぎやかな通りで野菜を売ろうとしたが売れず、仕方なく帰ってきたとのこと。シンちゃんはお父さんが死んでしまって、お母さんと2人で野菜を作って暮らしている様子)

イソちゃん「わざわざ遠くまでいかないで、このかしの木道で売ればいいのに。」

シンちゃん「森の外れのこんなとこじゃ、お客さんが来てくれないよ。」

イソちゃん「来るか来ないか、やってみましょうよ。」

(早速、野菜を並べてお店づくり)

イソちゃん「ねえ、おばさん、値段はいくらにするの?」

サヤおばさん(シンちゃんのお母さん)「そうねえ、安くしてみんな売れれば一番いいんですがね。」

「わかったわ。それじゃ、こうしましょう」と

  • どれでも 3えん
  • よりどり 3えん
  • ひとつで 3えん
  • おとくな 3えん

などの札をみんなで作って、野菜につけました。

からすのやおやさん1

「まあ、安くていいわね。」

「これとこれをもらうわ。」

(順調に売れますが、小さい野菜は売れ残りました。そこでみんなで相談し、次の日には…)

  • おやすい 1えん
  • どれでも ひとつ 1えん
  • なんでも 1えん
  • おとくな 1えん
  • よりどり 1えん

の札をかわいい野菜につけました。

「小さくても安いのが良いわ。」

「かわいいの3つくださいな。」

(功を奏して、完売しました)

(畑から次の野菜を採ってきて、店の準備をしていると…)

「わしは『春秋農業組合』のもんですが、わしたちの野菜をお店で売ってもらえませんか。」

(ちょうど畑の野菜も店に並べた分でおしまいだったので、快諾します)

(組合から山盛り野菜が届き、試しにひとつは3えん、ふたつは5えんに設定したところ、なんと夕方には完売)

(明日売るものをどうしようかと心配していると、次は組合から山盛りの果物が!次も試しに値段を設定してみますが、思ったように売れず…)

「やっぱりひとつ1えんにしないとだめなのかなあ。」

とシンちゃんはじめ みんなが心配している中、何を思ったのかリンゴさんが――

次々果物に可愛い顔を書いていきました。

「あら可愛いわね。買っていきましょう。」

「まあ、にこにこ嬉しくなっちゃうわ。」

(こうして、馴染みのお店となり大繁盛)

からすのやおやさん2

サヤおばさんは、にこにこせっせと働くリンゴさんが気に入って、シンちゃんのお嫁さんになってほしいとお願いしました。

(リンゴさんの両親もにこにこ賛成)

かしの木道のやおやさんは、それからシンちゃんとリンゴさんの店となりました。

もしあなたがいずみがもりに言ったなら、ぜひかしの木道へ寄ってみてください。

今でも小さい 森林野菜の店では、野菜や果物達がにこにこ並んで迎えてくれることでしょう。

感想

別のカラスのお話かと思いきや、まさかの続編!

しかもチョコちゃんは既に独り立ちしてお菓子屋さんをやっていて、これは3作目みたいですね。そのうち、2作目も読まなくては!

それにしてもかこ さとしさんは、にんじんばたけのパピプペポといい、子どもに経済に興味をもってもらうきっかけになれば、という思いがあるようですね。

日本の義務教育ではあまり学べない部分なので、こういった絵本で小さい頃から触れさせることができるのは嬉しいです。

子どものうちから少しずつでも経済に関しての教育が進んでいけば、働くことの本当の楽しさを知ったり、ブラック企業で働かざるを得ない人が大勢いる現状のおかしさに疑問を持ったりする子が増えていくかもしれませんね。

子どもの反応

5歳4ヶ月の息子。

パン屋さんに出てきた4色の子ども達の再登場を喜んでいました!

「なんでも1えん」のようなポップがたくさん並んでいたり、お店の看板がよく見るとちょこちょこ変わっていたりしている点も良かったようです。気づいて嬉しそうにしていました。

勉強になったかはよくわかりませんが、楽しんで読めたようです。

他サイトのレビュー

同じ著者の絵本

プロフィール

  • パパ
    パパ
    記事を書いている人。最近ママに怒られた娘が助けを求めに来るのが嬉しくて仕方ない。
  • 息子
    息子
    長男5歳。好きな番組は、ピタゴラスイッチに始まり、すイエんサー、ネプリーグへ。将来は野球の審判になりたい。
  • 娘
    もうすぐ2歳。兄とは違い活発。オシャレ好きでママの化粧ポーチから口紅を取り出し、たらこ唇になっていることがある。

おすすめの絵本