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いくらで何でも作っちゃう斬新なお話!

いくらなんでもいくらくん

2018/10/17
いくらなんでもいくらくん

息子のお気に入りで度々借りている作品。

私がシゲタ サヤカさんの作品の虜になったきっかけの本でもあります。

おすすめ年齢

4〜7歳
※ 個人の主観です

おすすめ度

★★★★★ 5
※ 最大5まで、個人の主観です。

全体のあらすじ

お茶屋の横に妙なものができたと聞きつけ、さっそくお殿様が家来をよこしました。

家来が恐る恐る扉を開けると、中はス〜っとひんやりやけに寒く、おまけに何かがいたのです。

いくらなんでもいくらくん1

「な…、なにものだ?」

「いくらの おすしだけど?」

(いくらのおすしによると「お店」らしいが、何のお店かがわからない。お殿様が知りたがっているから教えて欲しいと頼みます)

「じゃあ"なんでもや"って言っておいてよ」

(家来はお殿様にそのまま報告しますが、あまりにも突飛な話なので全然信じてもらえず、怒られてしまいます)

「ふざけるな!だったら今すぐそいつをここへ連れてこい!」

(家来が本当に連れてきて、お殿様は息をのみます)

「なんでもやのしゅじん…というのはお前か?」

「そうだけど」

「なんでも…ってなんでもあるのか?」

「まあね」

(バカにされていると感じた殿様は、季節外れな"ぶどう"を食べさせろ、という絶対に無理なことを言い、謝らせようとします)

しかし、いくらのおすしは顔色一つ変えずに言いました。

「あいよ」

そして、頭のいくらをひょいと掴んで

ぺ ぺ ぺ ぺ ぺ

とくっつけて…

「ほい、ぶどうだよ」

「ふざけるな!」

「まあ、食べてみなよ」

いくらなんでもいくらくん2

「ぶどうじゃ……」

(それは、あまりにも"ぶどう"でしかも美味しくて冷えています。ですがまだ信用できないお殿様と家来)

「それなら今度は桜じゃ!桜の花じゃ!わしは冬でも花見がしたい!」

「あいよ」

(いくらで桜の木を作る)

「ほい、桜だよ」

「見事じゃ!見事じゃ!いくらのおすし殿!」

「いくらくん でいいよ」

(その後、花火や温泉さらには時代錯誤なテレビや漫画、ピザ、ケーキなども(笑) 贅沢三昧のお殿様)

いくらなんでもいくらくん3

ところが夏が来た途端、いくらくんはたちまち元気がなくなって…

「フウ…、暑い…、そろそろ僕帰りたいや…」

(焦って引き留めようとするお殿様。帰してあげましょうと家来が諭しますが…)

「でも…、でも…、イヤじゃ〜!イヤじゃ〜!」

いくらなんでもいくらくん4

(いくらくんは勘弁してくれと思いながらも)

ぺ ぺ ぺ ぺ ぺ ぺ

「ほい、どうぞ」

(いくらで、いくらくんそっくりのものを作る)

「いくらくんじゃ〜〜〜〜〜!!!」

「ほいじゃーね」

(いくらくんは、いくらで作った馬にまたがって帰ります)

お城にはいくらくんがくれた いくらくんがいるので、お殿様はちっともさびしくなかったということです。

感想

いくらくんの軽い物言いが最高です(笑)

いくらで何でも作るとか、なんでいくらなの?とか、本当に斬新すぎです。

子どもの自由な発想力を育てる絵本は、やっぱりこうでなくっちゃ。

子どもの反応

本当にいくらのお寿司が大好きな息子には、ぴったりの本だったようです。

3歳から現5歳まで度々借りて読んでます。

最後の「いくらくんじゃ〜〜〜〜〜!!!」と大喜びするお殿様シーンがお気に入りで大爆笑。

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プロフィール

  • パパ
    パパ
    記事を書いている人。最近ママに怒られた娘が助けを求めに来るのが嬉しくて仕方ない。
  • 息子
    息子
    長男5歳。好きな番組は、ピタゴラスイッチに始まり、すイエんサー、ネプリーグへ。将来は野球の審判になりたい。
  • 娘
    もうすぐ2歳。兄とは違い活発。オシャレ好きでママの化粧ポーチから口紅を取り出し、たらこ唇になっていることがある。

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