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下手でも好きなら楽しんじゃえ!
ゴー・ゴー・ゴール!
こちらも図書館のスポーツの秋コーナーから、息子が見つけてきた本。
作者のサッカー好きが伝わってくるような絵です。
おすすめ年齢
5〜6歳
※ 個人の主観です
おすすめ度
★★★☆☆ 3
※ 最大5まで、個人の主観です。
全体のあらすじ
ぼく、サッカーが好き。
でも、へたっぴいだから……。
(木の陰に隠れている主人公)
うわっ、ボールがころがってきた。
けりかえそうかな。
「1、2の 3、それっ」
大変!
ボールは変な方に飛んでった。
(その後、ボールは色んな人のところに回っていく)
- 家の屋根の上のネコ達がドリブル
- 赤ちゃんを連れたお母さんがキック
- 魚屋さんがヘディング
- 高層ビルのガラスふきのお兄さんがトラップして下に落とす
- 幼稚園の子ども達がパスを回す
- プロレスラー達が子どもたちにタックル
- 駅の車掌さんがコーナーキック
- 病院にいるおじいちゃんがかばんでホームラン
- 結婚式場の花嫁さんがオーバーヘッドキック
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なんと、スタジアムまでボールは飛んだ。
聞こえてきたのはこんな声。
ゴー・ゴー・ゴール!ゴー・ゴー・ゴール!
「よし!いくぞ!」
(サッカー選手をドリブルでかわし、シュートのチャンス)
失敗したらどうしよう……。
ドキドキ、ドキドキドキドキ。
キーパーも怖い顔で睨んでる。
「負けるもんか。えーいっ!!」
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ゴ〜〜〜〜〜〜〜ル
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「やったー!!」
(嬉しくて飛び上がっている主人公)
感想
特筆すべきは、奥行きがあって臨場感のあるダイナミックな絵でしょう!サッカーのような動きのあるスポーツにぴったりですね。
内容としては、色んな人がボールを繋いでゴール決めるというシンプルなものです。
ただ、サッカーは好きだけど下手くそなのがコンプレックスな主人公は、およそサッカーとは無縁そうな人たちのパスを受け、最後はしっかりゴールを決めて、とても気持ちよさそうな顔をしています。
回りの目など気にせず、好きなら楽しんでやれば良い!そんなメッセージが聞こえてくるようです。
子どもの反応
5歳3ヶ月の息子。
我が家がサッカーとは無縁なので、今ひとつみんながボールを手を使わずに繋いでいる様子に共感できなかったようです。
確かにサッカーのに馴染みのない子は、最後のゴールまで見ないと、みんなが何してるのかよくわからないのかもしれない。
ただ、やはり奥行きのある絵は良かったようで、主人公が遠くでパスを待っている様子を見て「あ!ここにいるね!」というような感じで良い反応をしていました。