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鳥の丸焼きが食べたかったのに(泣)
11ぴきのねことあほうどり
11ぴきのねこシリーズは、これで全巻読破!
最後になったこの本はどんなお話なのか、息子とワクワクしながら借りてきました。
おすすめ年齢
3〜8歳
※ 個人の主観です
おすすめ度
★★★★★ 5
※ 最大5まで、個人の主観です。
全体のあらすじ
11ぴきのねこが、コロッケの店を始めました。
(厨房でせっせとコロッケを作り、お店で売るねこ達)
(大繁盛でしたが、次第に売れ残るようになり、コロッケの残り物ばかり食べて、食べ飽きてしまう)
「もう、見るのも嫌だ」
「美味しい鳥の丸焼きが、食べたいねえ」
(なんと都合の良いことに、1羽のあほうどりがやってきます)
「私は旅の者ですが、コロッケを1個分けてくれませんか」
(下心ありありでコロッケをたくさん食べさせるねこ達)
「ホー幸せ、私はもう、死んでもいい」
(舌なめずりするねこ達でしたが、あほうどりは、兄弟にも食べさせてやりたいとつぶやきます。なんと11兄弟!ねこ達は、11個の鳥の丸焼きを想像しながら、あほうどりの国に行って、みんなにコロッケを振る舞うことを約束します)
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(気球であほうどりの国へ行き、待合室に通されます)
「もうじき11羽のあほうどりがやってくるぞ」
「ニャゴ、ニャゴ、ニャゴ」「シーッ」
「大変お待たせしました。私の兄弟達をご紹介します」
1羽、2羽、3羽…
(行儀よくならんで入ってくる、あほうどり達)
8羽、9羽、10羽…
(何だか様子がおかしい…、入ってくるあほうどりの体がどんどん大きくなって…)
11わぁっ
(最後に化け物のような大きさのあほうどりが!!)
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「ひゃぁ、あほうどりのおばけだあっ」「逃げろー」
「皆さん待ってください。コロッケお願いしまあす」
(化け物サイズのあほうどりに、気球をくわえられてしまう)
(辛そうに、せっせとコロッケを作るねこ達)
おお、11ぴきのねこ、鳥の丸焼きどころじゃない。
まあー、あほうどり達、コロッケを食べること、食べること。
感想
11ぴきのねこらしい、因果応報ストーリーでした(笑)
巨大あほうどりは、かなりのインパクトで必見です!
このシリーズは、主役のねこ達が、したたかだったり、時にやさしかったりと、なんとも人間くさい感じがたまりません!
3歳以降のお子様に、ぜひおすすめしたいシリーズです。
子どもの反応
3歳6ヶ月の息子。同シリーズの本と比べると、最初は少し内容が難しかった模様。
あほうどり=鳥の丸焼き(にしたい)、というところが、ピンと来ていなかった様子。
何度か読みながら説明していると理解したようで、シリーズ1のお気に入りになったようです。
ご飯何が良い?と聞くと、鳥の丸焼きが食べたいと言ってますが、家で作るのはちょっと厳しいなぁ(笑)