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ずるい11匹達に天罰が!
11ぴきのねことぶた
またまた、最近、お気に入りの「11ぴきのねこ」シリーズ。
息子が図書館で見つけて、持ってきました。
最近は、絵本選びの様子を伺っていると、「パパはあっちで待ってて」と怒られます。横にいるくらい良いじゃんか〜(笑)
おすすめ年齢
3〜8歳
※ 個人の主観です
おすすめ度
★★★★☆ 4
※ 最大5まで、個人の主観です。
全体のあらすじ
11匹のねこが、旅に出ました。
(屋根付きのトラックに11匹が乗り込み、田舎道を走っていると、丘のふもとに古い家がありました)
「誰も住んでいない、空っぽの家だ」
「へえー、汚いねえ」
「よし、今夜はここに泊まろう」
(大掃除をし、とても汚かった部屋がピカピカに)
「諸君、この家を我々のすみかにしようじゃないか」
「わーい、さんせーい」
(実は、この時点で、家の持ち主と思われる、ぶたのおじさんの顔写真が)
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「ブウブウ、ちょいとお尋ねしますが。この辺に、僕のおじさんの家があるんだが、こちらですかな」
「ちがうよ、ちがうよ。ここは11匹のねこの家」
(通せんぼする、とらねこ大将)
「ブウー、すると、僕のおじさんの家はどこだろう」
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(すると、ぶたは、すぐ隣に家を建て始めますが、雨が降り、作業できずに一人ぽつんと傘を刺しています)
「なんだか、あのぶた、かわいそ」
(そこで、家にお招きすることに)
「ブウブウ、どうもありがとう。ねこさんたち親切なんだなあ」
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「諸君、われわれ11匹、ぶたくんの家を作るのを手伝ってあげようじゃないか」
「さんせーい」
ぶたはもう、大喜び。
トントンカチカチ、トントンカチカチ。
ゴシゴシゴシゴシ。
「ブフフ、ブフフ、今に立派な二階建ての家が出来上がるぞ」
(とても楽しみにする、ぶた。しかし、出来上がった家には、なんと、「11匹のねこの家」という表札が!)
「ブブブ…」
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11匹のねこは、ぶたの家があまり立派に出来たので、やるのが惜しくなったのでした。
(結局、新しい家を諦め、元のボロい家の方に住むことにした、ぶた)
「ブウ、まあ、いいさ。元々ここは、僕のおじさんの家なんだ」
(夜が明け、なんと台風がやってきます。すると新しい家から異音が!)
メリメリメリ
「きゃっ、家が飛ばされるぞ」
ゴウー、ゴウー、バリバリバリ
「ニャゴニャゴニャゴー」
「ゴロニャーン」
「ブブブッ、ねこさんの家、吹っ飛んだ」
フワーン
おお、11匹のねこ、空の向こうへ飛んでった、飛んでった。
感想
2度も人の家を取り上げて、天罰が下ってしまった11匹!これは自業自得ですね〜。
ねこ達がぶたの家作りを手伝おうと言い出して、ぶたも大喜びしていたのに、完成したら、ねこの家!
この展開は子どもには予想しにくくて、面白いんじゃないかと思います。
子どもの反応
3歳4ヶ月の息子。「悪いねこだったね〜」と、内容を楽しんでいたようでした。
トラックにたくさんねこが乗っているところが、特に気に入っています。
飾ってあった、ぶたのおじさんの写真を、ねこがこっそり床に捨てたり、裏返えしたりしている様子も面白かったようです。